学習塾開業前のマーケテイングで知っておきたい3つの掟
- 2020.02.17
- 開業前のマーケテイングで知っておきたい3つの掟

目次
マーケティングの基本3C分析を学習塾用にカスタマイズ

3C分析とは、外部環境や競合の状況から事業のKSF(Key Success Factors:成功要因)を導き、事業を成功に導くために用いられます。
読み方は、さんしーぶんせきと読まれることが多いです。
- Customer:市場・顧客
- Competitor:競合
- Company:自社
➀市場調査(商圏調査)
開校希望エリアがある場合はエリア特性を確認します。
具体的には
・各学年の生徒数(小中高)
・教育熱が高いか低いか?
・どのくらいの所得者層が中心なのか?
・学習塾に通う生徒の割合は?
・地域の学力レベルはどのくらい?
・私立、公立どちらが人気なのか?
・商圏の大きさを推定
・・等
②競合調査
具体的には
・商圏内の全ての学習塾を洗い出し、
それぞれの
「強み」「特徴」「メインターゲット」
を確認する。
*情報はHPやチラシ、パンフ等から得る。
教室を覗いてみるのも重要です。
③自塾のコンセプト
➀②の調査結果を元に、自塾のコンセプトを決めていく
ポイント➀
どういったニーズに合わせていくのか?そのニーズに強い競合はいないか、競合する塾はどのくらいいるのかを確認していきます。直接競合が多い場合はリスクが高い
ポイント②
自塾の強みを活かせるターゲット(ターゲットを絞る)を選んでいるか?
ポイント③
ターゲット(ニーズ)の数は十分足りているか?
商圏エリア内で、ナンバー1になれる
コンセプト(ポジションを取れる)になっているか?
*ターゲットは絞り込まないと強みも出せない

3C分析
市場(商圏)・競合・自塾
についてご説明しました。
廃業するほぼ全ての方達は、マーケティングを行わず開校しています・・・
この時点での間違いは取り返しがつかなくなりますので、必ず確認してください。
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