学習塾の起業・開業でイーラーニンの使用を検討している方へ

学習塾の起業・開業でイーラーニンの使用を検討している方へ

塾業界のイーラーニングの

塾業界でのイーラーニングの始まりはビデヲテープが始まりではないでしょうか。。

授業を撮影したテープを閲覧するところからはじまり、映像を保存したハードディスクの使用そしてネット配信へとかわってきました。。。

今ではネットの通信速度が上がり、鮮明で大量なコンテンツを配信できるようになっています。

ネット配信型が主流となり10年以上経つが・・・

現在のイーラーニングのほぼ全てが、ネット配信型となっていますが、実際の中身はほとんど変わっていないものが大半です。
 
事実10年以上前に撮影された授業を使いまわす業者がほとんどです。比較的新しいイーラーニングも従来通り授業を撮影したものや、画像に音声をのせたタイプのものが多いです。

その他では静止画をフラッシュで動画のように表示するものもありますが、リアルな人間の先生かアニメーションの先生かの違いのように思えます。
中にはAI機能やアクティブラーニング型などと表現しているものもありますが、皆さんが考えるようなスゴイ性能ではありません。

2020年の時点ではまだまだビッグデータに基づくAI機能を搭載した、あらゆる全ての生徒に瞬時に対応し、オートメーション化された高性能なシステムは発表されていません。

イーラーニング(映像教材)の種類(タイプ)

イーラーニングはいくつかのタイプに分かれています。それぞれ多少の違いはありますが、驚くほどの特徴はありません。

授業録画タイプとアニメーションタイプの違い?

弊社でも両方のシステムを実験的に使用していますが、学習効果で大きな違いはないと思われます。

アニメーション系は画面上で問題を解かせたり、確認テストを行うものもあります。ですが、ぺーパー教材の問題数と比べかなり少ないため、これだけでは習得させるのは難しいでしょう。

「ここが重要!」教科書準拠と非準拠

イーラーニングで学習塾を起業・開業する際に一番気を付けるのがこちらです。

学校の定期テストをメインで授業を行いたいのであれば、教科書に完全準拠(学校の教科書内容に合わせて作成されたもの)したものを使用すべきです。

中には教科書準拠していないものを、教科書対応表で無理やり目次だけ変更して使用するものもありますが、英語等は教科書により根本的に内容が異なるため、ほとんど意味がありません。

非準拠のイーラーニングは講習会や単元毎の予習復習には向いていますが、教科書をベースにテスト問題を作成する公立学校のテストにはあまり向いていません。学校定期テスト対策

まとめ(イーラーニングで塾を起業・開業)

イーラーニングも実は対応できる生徒の学力や、受験コンテンツの有無等それぞれ異なります。

一つのイーラーニングだけでは全ての生徒に対応することは出来ず、複数所持することを考えた方が良い場合もあります。

イーラーニングは授業のベースにはなりますが、万能ではなく、必ず不足している部分も多くあります。その不足をどのように補うかで、成績を上げられるかが決まっていきます。