大手フランチャイズ学習塾「全国No.1教室」の創り方
- 2019.12.06
- 3年で全国1位の教室を創った方法!
私自身10数年前に大手フランチャイズ塾に加盟し、開業しました。
がむしゃらに頑張り運も味方したこともあり、3年程でグループ内で全国1位に選ばれました。
その頃から集客ノウハウも独自開発し、成績向上も全国トップレベルとなり、結果生徒数も雪だるま式に増え続け、入塾待ちが絶えない塾となっていました。
塾コンサルの経験のからも、学習塾を成功させるには2つの条件があるのですが、それらを詳しくご説明したいと思います。
条件➀:生徒集客を極める!
廃業する方の大半は慢性的に生徒が集まらない状態になっています。
フランチャイズ塾でよく聞く悩みは「本部のチラシを大量に撒いても反応がほとんどない」「ホームページからの問い合わせも年1,2件・・・」などです。
チラシは1回の配布(10000枚)で8万円程度するのですが、最近では反応が0~1件と言われているため、チラシでの集客を諦めてしまう方も多くいます・・・
確かに10年前に比べ新聞の購読者が激減し、新聞折込の効果は急激に下がってはいますが、まだまだ一定数の反応を出すことはできます。
ホームページに関しては、大半の方が誤解しています。都内を除きSEO対策を行い、狙った検索キーワードで上位表示できる状態だとしても、保護者様が塾探しに検索エンジンを使うことはかなり少ないのが現状です。
なぜなら学習塾の商圏は狭く、ずつと住まわれている保護者はどこに塾があるかは知っているため、「地名+塾」等でネット検索する方は多くはいません。どちらかと言うと、塾名を知っていたり、チラシを見て塾名で検索される方の方が多いのが現状です。
ですから、SEO対策も大切ですが、HP内のコンテンツを「充実」、「魅力的」にすることに力を入れてください。
●チラシの詳細はコチラhttps://v-up-consul.club/2019/10/24/post-48/
●ホームページの詳細はコチラhttps://v-up-consul.club/2019/10/24/post-46/
その他の集客方法
塾生からの紹介(紹介カード)
紹介は生徒数が増えれば増えるほど効果的です。
一般的によく行われているのが、紹介カードの配布があります。ですが、ほとんどの塾が紹介を発生させることができていません。
その原因はまず、紹介カードの特典に問題があります。よくある特典は、図書カード500円などがありますが、これでは塾生がお友達を紹介してくれることはほとんどありません。
なぜなら特典に魅力がないからです。色々なご意見はあると思いますが、塾生がどれだけメリットを感じるかで紹介の発生率は変わります。
生徒1名獲得に出せる費用と考えれば、魅力的な特典を出すことができるはずです。
次に重要なのは、どのように紹介カードを配布するかです。仮に魅力的に特典を準備したとしても、効果的な配付方法を知らないと結果はほとんどでません。
多くの塾生は紹介カードを渡した際、その内容まで見ていないことが多々あります。
ですから特典内容を説明し、紹介した際のメリットをしっかり言葉で伝えなくてはいけません。
SNSの利用
首都圏など大型マンションは増えているエリアでは、ポステイングやフリーペーパーを配布することができなくなっています。
ファミリー世帯の新聞離れも進んでいる状況下で、新たな広告媒体が必要となっています。そこで注目しているのが30代~40代の人達が多く利用しているSNS(facebook)です。
学習塾業界ではまだほとんど使用されていませんが、我々の実験結果で一定の効果が確認できています。但し、折込チラシのようなダイレクトに問合せを得るものではなく、自塾の認知度向上やファン拡大としての使用効果が期待されます。
SNS(facebook)集客の仕組みは、〔商圏内のターゲット設定〕⇒〔広告画像を有広告ページにだす〕⇒〔LP(ランディングページ)に誘導〕⇒〔無料相談・無料体験をうながす〕これらが基本の流れですが、SNSで塾を探している方はいまさんから、あくまでも自塾に関心を持ってもらうことに注力し、作成することをお勧めします。
チラシなどのようにダイレクトに生徒を獲得するタイプの媒体ではないため、使用目的を明確にしてください。
条件②:成績を驚くほど上げる仕組みを構築する
定期テスト(中学)の上げ方
定期テストはテスト範囲をどれだけ多く復習したかで変わります。
一般的な個別指導塾はこの点で問題が発生します。なぜなら、1教科1週間の授業回数は1回(80分程度)程度のため、学校の進度から遅れてしまうことが多いためです。
十分な復習ができず、結果学習内容を定着させることができません。
ステップ➀:学校の提出物を早く終わらせる
大抵の中学は、定期的に提出物を提出することになっています。
成績が低迷しているほぼ全ての生徒はこの提出物を定期テスト直前に慌ててやり始めます。
これが最初の改善点です。
提出物は先生が内申点を決める際に大きなウエイトを占めていますので、必ず提出する必要があります。
また、テストにも類題が出るため、しっかりトレーニングした方が良いのですが、テスト直前にやり始める生徒は終わらせることを優先させるため、暗記や理解もできておらず、結果が出せません。
ですから、テスト2週間前を目標にコツコツ進められるよう管理してあげる必要があります。
ステップ②:復習の回数で得点は決まる!
ステップ➀ができている生徒は、テスト2週間前から要点やテスト予想問題等の演習を自習時間や宿題として繰り返します。
定期テストは2~3カ月のスパンでありますから、どうしても忘れてしまう内容があります。それらをしっかり確認し、定着できれば必ず成果はでます。
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