塾ビジネスを2年で廃業する人達

塾ビジネスを2年で廃業する人達

近年2年以内で学習塾を廃業する方が増えています。

背景には「学習塾の飽和」、「塾フランチャイズ業界が誰でも成功するとイメージさせる営業を繰り返しているため、成功ありきで開業する方が多い」「イーラーニングを使用し、低コストで塾を開業できるようになった」等があります。

フランチャイズ本部やイーラーニング販売会社の営業トーク通り、塾は誰でも成功できるビジネスなのか?答えは限りなくNoです。

日本国内で素人が始めて簡単に成功するビジネスは転がっていません。

塾業界は成熟期を終え、淘汰の時代にあります。

正しいビジネス感覚を持った塾だけが生き残れる厳しい業界なんです。

原因➀:商圏

店舗ビジネスの成功を左右する商圏選び

商圏選びを失敗すると、非常にきびしいのが現実です。

例えばターゲットが中学受験なのに、私立受験が少ない地方都市ではビジネスとして成立しません。

その他よくあるパターンが非常に強い競合塾のそばで、同じターゲットを狙うことです。

こちらも自殺行為なのですが、失敗する方のほとんどが事前の調査をしていません。

改善方法➀:ターゲットミスマッチ

ターゲット設定を間違えてしまった場合、設定を再検討しなくてはなりません。自塾の商圏調査と競合調査を行い、強みを活かせる理想的にターゲットを見つけてください。

改善方法②:強い競合塾とバッティングしてしまった・・・

こちらもターゲットを変更するか、可能であればポジショニングの修正もしくはコンセプト(差別化含む)の見直しが必要です。

強い競合塾は地域でのブランディングができており、実績面でも勝てる見込みは低くなります。

原因②:差別化

あなたの塾は差別化できていますか?

競合塾が存在する場合、差別化が必須です。

ですが、塾を開業する方のほぼ全ての方が、差別化せずに開校しています。

この状態を続けてしまうと、開校年度は新しい塾だと注目されるため、ある程度生徒が集まることもありますが、2年目から非常に厳しい状況となります。

保護者様は他塾と比較検討するため、「どちらが自分の子供に適しているのか」を細かく知りたがっています。

ですから他塾と同様に「1:2個別指導」「オーダーメイドカリキュラム」「面倒見に自信」「自習スペースあり」などでは差別化できず、結果業界最大手だから、昔からある塾だからなどで他塾が選ばれていきます。

改善ステップ➀:ターゲットとなる保護者の真のニーズを調べ上げる

保護者様は自分の子供の特定の問題点に強い関心と悩みを持たれています。そのニーズを深くリサーチしてみてください。

例えば「数学の点数がすごく低くて困っている」など、具体的な悩みがあるはずです。

改善ステップ②:自塾の強みを保護者のニーズにマッチさせる

自塾の強みを再確認し、それぞれがお子さん、保護者様にどの様なメリットを提供できるか考えてみてください。

場合によっては強みを尖らしたり、工夫も必要です。

クライアントによっては、「うちの塾は特徴というほどのものが無い・・・」と言われますが、差別化は少しの違いでも、言葉の表現により十分可能なんです。