ターゲット設定から地域No.1ポジションを獲得する方法
- 2019.11.01
- 中小塾が使うべきマーケテイング手法
集客の勉強をしていると「ターゲット設定が大切」といわれています。
しかし、「具体的にどうやって ターゲット設定を行うかが分からない」といった方が非常に多いようです。
集客の悩み解消・売上アップに欠かすことができない重要な要素なので、周りのライバルに負けない「No.1のポジション」を作ることができる手法を公開します。
集客や売上に関しての悩みを抱えている場合は、ここで解説している3ステップを実践して悩みを解消してください。
ターゲット設定の3ステップ
ターゲットを設定するためには、3つのステップが必要になります。
【ステップ1】商圏内の競合塾が狙っているターゲット層を洗い出す
【ステップ2】他塾が狙っていないターゲットを抽出し必要に応じて更に絞り込む
【ステップ3】地域No.1になれるところでターゲットを設定する
上記の3ステップでターゲットを設定することで、集客の成功につながるターゲット設定をすることができます。
では実際に、1つ1つのステップで、どのようなことを実践していけば良いのかを具体的に解説していきます。
ステップ1:商圏内の競合塾が狙っているターゲット層を洗い出す
商圏内の競合塾が狙っているターゲットをホームページ等で調べてください。
特にターゲットを定めていない場合は、競合にはなりません。
ターゲットを定めている塾は「中学受験専門」「難関私立高校に強い」「小学生英才教育」などと主張しているはずです。
ステップ2:他塾が狙っていないターゲットを抽出
ステップ1で競合塾のターゲットを洗い出した後、どの塾も狙っていないターゲットを抽出してみてください。
都内のように学習塾が密集しているエリアの場合は、他塾があまり狙っていないターゲットになります。
そして更にこのターゲットを細分化してみてください。
細分化とは学校、学年、学力、公立、私立などで区分けできます。
ステップ3:地域No.1になれるところでターゲットを設定する
自塾の強みを活かせる、もしくは勝てそうなターゲットで設定してください。
この時に重要なのは欲張らずに絞り込むことです。
なぜ絞りこむかというと、実は保護者のニーズ(欲求)はかなり具体的であるからです。
例えば「お子さんが公立中学生の定期テストで悩んでいる」等かなり具体的な方が大半です。
ですから自塾の強みとマッチしたターゲットをみつけてください。
まとめ
中小塾が生き残るためには、ポジショニング戦略が最も効果的です。
同じコンセプトや売り方を行っている大手塾やFC塾とは異なる、独自のポジションを構築することができれば、戦うことなく選ばれる塾へと変わります。
「誰でも、何でもやります」このような塾の時代は終わりました。
今はもっと自塾の強みを明確にし、その分野では地域No,1になれるような戦略を立ててください。
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